私が初めて中国に赴任した2012年当時は、中国のPM2.5の危険性がすでに大きく報じられていたので、マスクを日本から大量に持って行きました。
しかし、実際に中国でマスクを使ったのは最初の二週間ほどです。
なぜかというと、現地の人が誰もPM2.5を気にしておらずマスクを使っていなかったので、マスクをしている私は明らかに目立ち、周囲の視線を集めることになったからです。
また、そんなに空気が悪いと感じることもなかったので、使わなくなっていきました。
ただ、ジョギングするときだけは、雨上がりのタイミングを狙って走っていました。念のためです。
その後、PM2.5が本当に危険レベルなのは北京上海などの大都市、または北部の方であることを知り、安心したのでした。
(産経新聞2015年12月1日より)
でも、その北京でさえ、みんながマスクをしているわけではないので、見ていてハラハラしちゃいますね。
中国大陸のPM2.5が日本や韓国に来ることもありますし、最近深刻なのが台湾へ流れていくPM2.5。
台湾にいる友人たちのことが心配になります。みんなマスクしてるかな?
いまパリで開催されているCOP21では、二酸化炭素に焦点を当てた気候変動への対策が話し合われていますが、二酸化炭素を大量に排出している国はPM2.5の排出量も多い傾向にあると思います。
どちらも徐々に減っていくといいですね~